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牛とともに生きた男

 劉秀というと牛。生まれると牽牛星に彗星が現れ、挙兵は牛にのって出陣し、匈奴と戦うのも牛の戦車。さらに次のような話も。
 太原の北の銀牛山。建武二十一年、白牛にのって畑を荒らす男がいた。農民が文句を言うと、天子の登封を見に行くのだという。牛にのったまま泰山まで登っていた。農民が後をつけていくと残っているのは牛の足跡だけ。牛糞を見るとすべて銀であった。翌年光武帝が泰山で封禅を行った。(酉陽雑俎の634話)
 やっぱり牛君も親友たる劉秀の晴れの姿を見たかったようですね。
 牛って普通は農作業で活躍するもの。その牛耕が中国で広まるのは、越智重明によると建武年間とされています。劉秀はやっぱり牛を中国を広めるために牽牛からやってきたのかもしれません。
 
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